ピーリングにはいくつか種類がありますが、主に以下の3つに分類することができます。
ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を肌に塗布して塗り、肌の角質層を剥離して肌の再生を促します。
塗布する薬剤によって効果や作用が異なります。クリニックで導入されている代表的なケミカルピーリングには以下があげられます。
サリチル酸ピーリングは、サリチル酸をマクロゴール基剤に溶かした薬剤を使用してピーリングを行います。
角質層のみに作用するため、均一に角質除去が行えます。
肌への刺激が少ないため、施術後に赤みが出たり、肌の皮がポロポロとめくれるといった肌トラブルが起きる副作用がほとんど見られません。
そのため、ダウンタイムの少ない治療をしたい方におすすめです。
乳酸ピーリングは、保湿効果が高く、皮膚の弾力性の増加やメラニン生成の抑制などの効果が期待されるピーリング剤です。
乳酸は分子が大きく、皮膚の浅い部分で作用します。そのため、刺激が少なく敏感肌の方の治療にも適しています。
シミやくすみ、色素沈着などの色素疾患の改善に効果的で、肌のターンオーバーを正常に整えて新陳代謝を促します。
ミックスピールは天然乳酸(L-乳酸)を主体に、3つの異なる成分をバランスよく配合したピーリングです。
●乳酸: 保湿効果があり、角質を柔らかくし、肌の弾力性を向上させる。
●グリコール酸: 古い角質を効果的に取り除き、肌の新陳代謝を促進する。シミやくすみの軽減に寄与することが期待される。
●サリチル酸: 毛穴の詰まりを解消し、皮脂の過剰分泌を抑制する。また、炎症性のニキビにも有効。
これらの成分を組み合わせることで、肌のトーンや質感の向上、シミやくすみの軽減、毛穴の改善などが期待されます。
薬剤浸透型ピーリングは、分子の細かい薬剤を肌表面だけでなく、真皮層や深層組織にも届けるピーリング方法です。
以下は一部の薬剤浸透型ピーリングの特徴です。
コラーゲンピール、またはマッサージピールはPRX-T33薬剤を使用し、肌に優しくマッサージすることで薬剤を浸透させるピーリング法です。
薬剤には高濃度TCA、低濃度過酸化水素、コウジ酸が含まれ、コラーゲン増生を促進して肌にハリや弾力をもたらします。
施術後すぐに効果を実感することができ、肌の皮むけも起こりづらいです。そのため、施術後はすぐにメイクが可能です。
ウーバーピールは、肌トラブルの改善に焦点を当てたピーリング剤で、ダーマペン専用の薬剤として開発されました。
植物性活性炭や乳酸など10種類以上の成分が含まれ、低刺激かつダウンタイムや痛みが少ない特長があります。
主な効果として、シミ・肝斑・色素沈着の改善、ニキビ・ニキビ跡の治療、毛穴の引き締めや詰まりの改善が期待されます。
ダーマペンと組み合わせて使用すると、肌質の総合的な改善が可能です。
マシンピーリングは、機械を使用して肌表面の古い角質や皮膚の外層を除去します。
機械を利用することで、化学的なピーリングよりも強力な効果を持ちつつ、施術者がピーリングの深さや強度を調整しやすい特徴があります。
以下は、マシンピーリングの一般的な種類とその主な特徴です。
ハイドラシャワーは、美容成分を含んだスパイラル状の水流で肌の汚れを吸引しながら専用美容液を導入します。
ピーリングをしながら同時に吸引も行うため、一度に角質の除去、毛穴・皮脂のケア、美容液の効果を得ることができます。